イギリスとアメリカの好対照 ( 2006年07月19日 )

大手スポーツブックのBetonSportsのCEOのDavid Carruthers氏がアメリカでFBIとIRSによって拘束されたことを受けて、オンラインギャンブル関連株は暴落しているということです。

オンラインカジノ株は、米国での同業界への取り締まりに対する懸念から軟調。米連邦捜査局(FBI)により、米国での営業停止に追い込まれたベット・オン・スポーツは取引停止。英パーティー・ゲーミングは17%安、スポーティングベットは35%安、オーストリアのベット&ウィンも24%安となった。

Reuters 欧州市場サマリー(18日)

アメリカのプレイヤーを主な顧客としているオンラインカジノやスポーツブックの中には、恐慌状態に陥っているところもあるようです。

関連記事: Gaming shares hit by US charges (BBC News)

実際には、この拘束はオンラインギャンブルそのものを対象にしたものではなく、BetonSportsに特定の件を問題にしているものだ、という見解もあります。

ただ、先日禁止法案が下院を通過したばかりということもあって、誰もが敏感になっているということかもしれません。

関連記事: 米当局、ネットギャンブル運営の企業と個人を起訴 (IT Media)

アメリカをめぐるこうした動きとは対照的に、イギリスではこんなことになっています。

ギャンブル業者のテレビ・コマーシャル、来年から解禁に
http://www.japanjournals.com/dailynews/060718/news060718_2.html

条件付きですが、オンラインカジノの宣伝が堂々とテレビに姿を現すことになるということです。

アメリカとイギリスというと、国際政治の上では歩調を合わせることも多いという印象があります。が、オンラインカジノに関していえば、まさに正反対の道を歩みつつあるといっていいでしょう。

日本はこれから進路を決める重要な時期にあるわけですから、いろいろな事例をみて研究する必要があると思います。



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