カジノ合法化への動きとオンラインカジノ ( 2006年01月26日 )

呪文唱えたら住みついた」などという変で興味深いニュースの影に隠れて目立ちませんが、こんなニュースがありました。

自民、カジノ解禁プロジェクトチーム設置へ
http://www.asahi.com/politics/update/0125/010.html

自民党の政務調査会がカジノ合法化について考えるプロジェクトチームをつくったということです。

自民カジノ議連の野田聖子さんが自民を出た後、どうなるのかなと心配していましたが、やはり進めるということになったようです。

カジノ議連のカジノ解禁法案のたたき台ではオンラインカジノは禁止するとなっていましたが、今回はオンラインカジノを含めたイギリスの政府コントロール方式も参考にして、実態に応じた議論がすすむことを望みます。

アメリカの議会が何度もオンラインギャンブルを禁止しようとして毎回失敗しています。完全に禁止する方策はないということが明らかです。

それに日本でランドカジノが合法化されれば、カジノゲームに興味をもってオンラインカジノに興味を持つ人もどんどん増えるでしょう。

そうなると、情報不足を利用しておかしなカジノを海外に立ち上げていきなり閉めて逃げるというような業者が出現する事態が十分予想されます。

禁酒法の時代、質の悪い酒で多くの人が命を落とし、そしてマフィアを肥え太らせる結果になりました。アメリカに限りませんが、オンラインギャンブルについても同じ状況がすでに起こっています(命はさすがに失いませんが、悪質カジノでお金を失う人は多いです)。

アメリカの状況が証明しているように、法律で禁止しようとしても実際は無理なのですから、国民の財産を守るためにも、ランドカジノと同様にオンラインカジノについても日本の政府による免許制にして、政府のコントロールを導入していくのが現実的な解だと思います。

その結果、Yahoo!ゲーミングとかMSNカジノとかサミーオンラインスロットとかライブドアゲームズ(これは微妙ですが・・・)などができれば、おかしなところが暗躍する余地は消えるでしょう。

それに、これはあまり語られないことですが、オンラインのほうが個人のプレイ履歴の把握と管理が簡単なので、ギャンブル中毒への対策もたてやすいです。すでにeCOGRAによってそうした試みが始まっています。ランドカジノの場合は誰が来ていつどのように賭けているか知りようがなく、パチンコやパチスロと同じでギャンブル中毒については事実上の放置です。オンラインは違います。複数のカジノを横断した管理も容易です。そうしたオンラインの長所も考えるべきでしょう。

イギリスのカジノ法周辺の今後1~2年の動きを十分に研究することが最低必要だと思います。



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