オーナーが不正?アブソリュートポーカー ( 2007年10月19日 )

オンラインポーカーの世界では、つい先日フルティルトポーカー(Full Tilt Poker)で、他のプレイヤーのハンドが見えているプレイヤーの存在が話題となり、払い戻し騒ぎとなりました。

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その直後、ポーカー大手のアブソリュートポーカー(Absolute Poker)でも、同様のスキャンダルが発生しています。

Wizard of oddsも、この件を分析した暫定レポートを発表していますが、限りなく黒という内容です。渦中のプレイヤーPOTRIPPERが実際にしたような異常な勝率をたたき出せる確率は6.6兆分の1という計算になるそうです。

Absolute Poker Investigation (Wizard of odds)

しかも、今回はAbsolute Pokerの共同オーナーの一人であるScott Tom氏がプレイヤーPOTRIPPERのゲーム中に他のプレイヤーのハンド内容をPOTRIPPERに流していたという状況証拠まで明らかになっていることが、New York Timesのサイトで取り上げられています。(しかもその証拠は、アブソリュートの内部スタッフが意図的に漏らしたという説もあるので、映画じみていて面白いです)

The Absolute Poker Cheating Scandal Blown Wide Open

今後どのように調査が進むのか興味深いところですが、こういうスキャンダルが続くと、オンラインポーカー一般の評判が急速に悪化する可能性さえあります。

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10月21日追記

大手メディアMSNBCにこの件についての内部者のコメントが掲載されています。アブソリュートの技術スタッフが、システムにセキュリティホールがあることを幹部に知らしめるために敢えて今回の行為を行ったもので、不正で得たお金はアカウントにそのまま置いてあるということです。さらに、その技術スタッフがScott Tom氏のアカウントを使用していたようで、Scott Tom氏が関わっていたわけではないと書かれています。

Online poker cheating blamed on employee



コメント

Takuさん、コメントありがとうございます。

大規模な運営となると、完璧な内部管理というのも簡単ではなさそうです。

あとは注目すべきは、Absolute Pokerが今回の件で損失を被ったプレイヤーにいかに補填をするかという点ですが、これについては証拠があがり次第、大手らしくきっちり実行してほしいところです。

もうひとつは2+2のようなコミュニティの重要性です。カジノで言えばCasinomeisterやWinner Onlineになるのだと思いますが、カジノやポーカーの運営側の自浄能力に限界があることが明確な現在、不正の抑止のために欠かせないものとして、存在感が増している気がします。

by ocf ◆Ild2A5E.P. : 2007年10月20日

お金が集まるところには、この手の詐欺やインチキをする輩が必ず出てきますから、オンライン、ランドに限らずカジノの運営者は、内部管理をしっかりしないといけないですね。

Absolute Pokerが、この問題にどう対処するか非常に深いです。

2+2のスレッドを読むと、Absolute Poker には恐らく全プレイヤーのホールカードが見れる特権を持ったスーパーユーザーアカウントがあり、Scott Tom氏がそのアカウントを使って、プレイヤーPOTRIPPERに他のプレイヤーのカード情報を流していたと、ログから推測しているようです。

この記事を読んだ後に、すぐエベレストポーカーにもスーパーユーザーアカウントがあるんですかと、エベレストの開発チームに聞いたのですが、ないそうです(笑)


by Taku : 2007年10月20日
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