「一ヶ月に15%の配当がつく投資があります。配当は毎月受け取ってもいいし、元本に足して運用してもいいです」
こんな話があったら、どう思いますか?
99%の人は、
「そんな話デタラメに決まっている」
と思って、相手にしないでしょう。
一ヶ月に15%増えるというと、元手が100万円だとすると、12ヶ月で500万円を超えます。そんな話あるわけありません。
しかも、この投資話では、オンラインカジノのブラックジャックで運用するというのです。さらに怪しさが増します。まともではありません。
ところが、こんな話に乗ってしまって2万ドルも投資してしまった人がいたのです。
さらに、確認されてはいないものの、40人以上の人がこれに「投資」しているという情報もあります。
この「投資」を持ちかけていたのは、Cipher Blackjackというサイトです。(まだ募集している様子です)
もともとオンラインカジノ用のブラックジャック攻略法を販売しています。昨年から高配当を売りにした会員制投資クラブのようなものを始めて、Blackjackinfo.comの掲示板などで投資者を募集していたようです。
このCipherという人は、オンラインカジノ関連のいくつかのフォーラムでよく知られた人物で、攻略ソフトを無料で配布したりしていました。
その後の経緯については、Cipher氏に2万ドルを投資して未回収になってしまった人が、以下のスレッドに書き込んでいます。
Cipher- The Wizard of BJ (Casinomeister)
Cipher- The Wizard of BJ (WinnerOnline)
Cipher- The Wizard of BJ (Blackjackinfo.com)
結局、2万ドルを投資したうち、最初の月だけ2,000ドル強の配当を受け取り、残りは回収できずにいるという話です。
この話のミソは、Cipher氏が各フォーラムに頻繁に書き込んで一定の信頼を得ていた点、そして彼が配布・販売していたソフトで儲けた人がいたという点です(儲かったのは偶然でしょう)。
知られていない人が誰も試していない理論に基づいて始めた投資話であれば、誰もひっかからなかったでしょう。
中にはCipher氏の「研究所」を訪ねて、実際に彼がオンラインカジノのブラックジャックで稼ぐところを見たという人もいて、そういう第三者による口コミも被害を拡大させた一因かもしれません。
月に15%という馬鹿な話ではなく、これが年に20%とか、月に2%だったらどうでしょうか。比較的実現可能に見えるので、もっと多くの人がひっかかったかもしれません。
いずれにしても、システムベッティングで儲かり続けるということはありえません。もしあればオンラインカジノも含めて世界のカジノは潰れてしまっているでしょう。
そして、ソフトウェアの不具合を利用して儲けるという方法であれば、広く販売したり知らしめたりする人はいないでしょう。自分だけで独占していたほうが遥かに儲かりますし、多くの人が同じことを始めればすぐにカジノ側が気がついて穴をふさぎます。
今後もこういう話は後を絶たないと思いますが、気をつけましょう。















MSさん、コメントありがとうございます。
損切りという考え方はとても大切だと私も思います。
以前投機のプロの方からアドバイスをいただいたことがあるのですが、その方曰く、結果は「勝ち」で同じとしても、自分でフルにコントロールできずにたまたま勝ったものは実は負けであるということでした。
私も自分に言い聞かせているのですが、なかなか身につきませんね。
by ocf ◆Ild2A5E.P. : 2007年04月04日私は、BJ専門でオンラインカジノをやっていますがやはり安定して結果を出すというのは中々難しいと思います。
by MS : 2007年04月04日当たり前なのですが、大きく勝つ時もあれば大きく負ける時もあり…波があるということです。
ある程度の結果を残すには、メンタル面のコントロールが重要になってきますね。
最近は、かなりのハイローラーになっているのですが、プレイ中にチップ=お金という認識がどんどん無くなってきています。
15,000ドル=車1台と考えるとぞっとしますね…
株の投機と似たところがありますが、波のない時の『損切り』は大切です。
こうした積み重ねがトータルでの勝ちに結びつくのではないでしょうか。
何か自分に言い聞かすようなコメントですいません。