オンラインカジノの不正対策が新段階へ ( 2007年08月06日 )

この1~2年ほど、オンラインカジノの関係者の口からよく聞くのが、不正が増えているということです。

特に、東欧、ロシア、東南アジアといった地域で不正が多く、盗難カードの使用やハッキングされたアカウントの使用、それに偽身分証の使用によるボーナス詐取など、急激に増えているそうです。

そんな中、Ethocaという比較的新しいネット専門のセキュリティ会社のサービスを、カジノオンネットの888 Holdingsが使用開始するというニュースがありました。

888 Leads Charge Against Fraud Through the Use of Ethoca

これは、不正プレイヤーに関する情報を、Ethocaを通して複数の会社で共有して利用するというものです。Ethocaとは、すでにBodogなどの大手も契約をしていて、サービスを利用しています。

これまで各カジノは、グループ内や同一決済会社内では既に不正情報の共有を行ってきました。グループ以外との共有が進まなかったのは、やはり顧客情報をどこまで外部に提供できるかというプライバシーの面と、あとは経営上の企業秘密という部分が大きかったと思います。

これが、グループやソフトウェアや決済会社の垣根を越えて、もっと大きな規模で共有されることになります。四の五の言っていられないほど、不正が広がってきたということでしょう。

Ethocaに限らず、今後はこういう複数プラットフォームをまたいだ形での不正情報共有が進むはずです。

その結果、不正が減ってカジノ側のコストが下がって、まともな一般プレイヤーへ振り向けるお金と時間が増えることを望みたいと思います。

カジノオンネットについて



コメント

NODYさん、コメントありがとうございます。

以前、優良なハイローラーの情報を「この人はひどい不正プレイヤーだ」と偽って共通データベースに登録し、そうした顧客が他のオンラインカジノに流れないように目論んだグループもあったという噂を聞いたことがあります。

そんなことになれば、スパムの原因になるどころか、まともなプレイヤーがオンラインカジノで登録できないという事態にもつながりかねません。

そんなわけで、こういうサービスの運用には私も相当懐疑的でした。

ただ、今回、最大手の888が利用を開始するということは、それ相応の対策がなされていて、更に有効に働いている実績もあるということを意味するのだと解釈しています。

それと、変なグループが入ると全体が意味をなさなくなるので、サービス利用開始にあたっては相当厳しい審査もあるのではないかと、期待半分に思っています。

いずれにしても、経営が成り立たなくなるカジノが続出するような規模で不正が広がっているそうなので、運営側も大変だなあと感じます。

by ocf ◆Ild2A5E.P. : 2007年08月06日

これは怖い面もありますねぇ.
不正プレーヤーのデータだけの共有ならわからないでもないですが,まっとうなプレーヤーのデータまで参照可能になっていたりすると,某プレイテックのようなところが参照してスパムの元にならないことを切に願います・・・

by NODY : 2007年08月06日
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