MoneybookersとPayPal等の交換のリスク ( 2007年12月02日 )

Moneybookers、NETELLER、PayPal、e-Goldといった電子決済マネーを相互に交換するサービスが存在します。

通常数パーセントから十数パーセントの手数料をとって、たとえばPayPalで105ドルを送金すれば、自分のMoneybookersのアカウントに100ドルを入れてくれるという形になります。

自分でMoneybookersに入金するのにかかる時間や、一度PayPalから現金化してからMoneybookersに入金したりする手間を嫌う人たちが利用しているようです。

ただし、こうした交換サービス(Exchange service)において、気をつけないといけない点が二点あります。

一つは、サービス提供者の信頼性です。

ネット上でのやり取りになるので相手の顔は見えません。そして、こうしたサービスを提供するのは大きな会社ではなくたいていの場合は個人です。そのため、意図的にせよそうでないにせよ、取引がうまくいかないことがあります。結果的に自分のお金が消えただけというケースもあるようです。

これを避けるためには、取引実績が客観的に評価できる場(評価機能のついたフォーラム等)で取引相手を選定するということが必要になります。

二つ目は、規約の問題です。

少なくともPayPalは、こうした電子決済通貨との交換行為を規約で禁止しています。

商品の販売またはサービスの提供という基本となる取引を伴わない、ある個人から別の個人への金銭の振替目的のためだけにPayPalサービスを利用することはできません。

そのため、友人間で一度だけという感じであれば問題はならないはずですが、不特定多数の人と頻繁にこうした取引をしていると、アカウントが閉鎖されることも起こっています。

ですから、相手側のアカウントが閉鎖されて、結果的にお金が受け取れなくなる可能性もあることを忘れてはいけません。また、最悪の場合は自分のアカウントも凍結されて、残高に手をつけられなくなることも考えられます。

もともと、こうした交換サービスは違法な資金洗浄(マネーロンダリング)の手段としても利用されています。ですから、ペイパルに限らず、各決済事業者がこのように警戒するのは当然のことです。

ということで、よほどの事情がなければ、素直に一度現金化してからそれぞれのサービスに入金しなおすという方が安全だろうと思います。




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