GIGSE2007 展示企業はどうなっているか?

オンラインカジノ業界には、世界中から人が集まる大きなイベントがいくつかあります。
イギリスで開かれるICEi、スペインなどで秋に行われるEiG、そしてカナダで開催されるGIGSEです。
(参考記事: GIGSE2005訪問記)
GIGSE(Global Interactive Gaming Summit & Expo)は、大手企業の幹部が一同に会することで知られています。
今年のGIGSEは、モントリオールで6月5日から7日まで開かれます。去年までのGIGSEは毎年規模が大きくなっているようですが、昨年成立したアメリカのオンラインギャンブル禁止法の影響が今年は出るでしょうか。
現在までに確認されている展示企業はこんな感じです。

  • 大スペース
    168Gaming
    Continent 8 Technologies PLC
    Microgaming マイクロゲーミング
    Jeffrey Green Russell
    SafeCharge Ltd.
    eCommerceatCuracao
    Boss Media ボスメディア

  • 小スペース
    24hNetwork
    Altair Financial Services International Plc.
    Authentify
    BukooGifts.Com
    Chalk
    CPays
    CyberArts Licensing
    eNation Corporation
    FirePay
    First Cagayan Leisure & Resort Corp.
    Games Marketing
    GB Group
    Greentube I.E.S AG
    Intacard
    iovation
    LivePerson
    Lyceum Media
    Parlay Entertainment
    Poker Life Magazine
    Red Planet Gaming
    ThrillX Systems
    Tombola
    WagerWorks ウェイジャーワークス

今後まだ追加される可能性はありますが、現時点でプレイテック(Playtech)とリアルタイムゲーミング(RealTime Gaming、RTG)、それにクリプトロジック(Cryptologic)がリストに入っていないことに気がつきます。
RTGは1月のICEiでも展示していなかったので、おそらく拡販する気はあまりないのでしょう。これはクリプトロジックも同じです。
プレイテックについては、既にアメリカから撤退しているので北米で開かれるGIGSEにはもう興味がないということかもしれません。ちなみに、ICEiではプレイテックは大きなブースを開いていました。
(参考記事: ICEi訪問記録 ニュースレターNo.242)
展示スペースの予約状況を見ても、だいぶ空きが目立っています。これを見ると、オンラインカジノの世界は従来の北米中心からヨーロッパとアジア中心に移行しつつあるのかな、という気がします。
GIGSE2007のウェブサイト