米国金融不安はオンラインカジノに影響するか ( 2008年09月18日 )

リーマンブラザーズの破綻、保険最大手AiGの株価急落など、アメリカで金融不安が拡大しています。このような情勢のもとで、オンラインカジノやオンラインポーカーやスポーツブックに何らかの影響があるのでしょうかという質問をいただきました。

専門家ではありませんが、考えを書いてみたいと思います。

まず、サブプライム関連に投資しているようなオンラインカジノやソフトウェア会社はないはずで、その関連の損失はないと思います。

それと、リスク資産から資金が逃避することの影響ですが、もともとオンラインカジノ業界は規模が比較的小さいこともあって、それほど大量の資金が流入していたわけでもないので、これもあまり短期的な影響はなさそうです。

あとはプレイヤー側の経済状態の変化ですが、これは金融不安というより住宅価格の低下でアメリカ人の消費レベルが低下していて、これは確実にオンラインカジノの経営状態に影響を与えているでしょう。

ただし、アメリカで営業していないプレイテック系オンラインカジノやカジノオンネットといったところは、今年の業績は好調のまま推移しています。今回の金融危機でも影響があるとは見られていないはずで、その証拠に金融株などが暴落している一方、プレイテック、クリプトロジック、888 Holdingsといったオンラインギャンブル系企業の株価はそれほど下がっていません。

逆にいえば、今でもアメリカに過度に依存しているRTG系カジノ、一部のマイクロゲーミング系カジノなどは、消費マインドのいっそうの冷え込みによって、じわじわと売上が低下することは間違いないところと思います。

最後にNETELLERやClick2Pay、Moneybookersといった代替決済サービスを提供している会社についてですが、これらについてもリスクの高い運用をしていたという話は今のところ聞こえてきていません。すぐにどうこうという影響はないと考えていいでしょう。

ということで、楽観的かもしれませんが、上に書いた一部のカジノを除くと、大きく見ると悪影響はほとんどないということで今のところはいいと思います。



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