【F1グランプリ 第17戦 韓国】のオッズと予想 ( 2010年10月22日 )

 激戦が続く今シーズンのF1GPも残すところ、あと3戦。チャンピオンシップ争いもいよいよ佳境に入ってきました。そんな中、今週末、今年初となる韓国GPが開催されます。はたして初めてのサーキットで、どんなドラマが繰り広げられるのか。情報が少ないだけに難しいのですが、いろいろ考えながら予想してみましょう。

 まず、いつもの通り、現在のドライバーズランキングの状況(オッズはウィリアムヒル10月20日現在による)を確認してみます。

1位 マーク・ウェバー(レッドブル) 220pt  4.33倍
2位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ) 206pt  3.75倍
3位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル) 206pt  3.00倍
4位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン) 192pt  6.00倍
5位 ジェンソン・バトン(マクラーレン) 189pt  13.00倍

 オッズでは、前戦の日本GPで優勝したベッテルが1位。ここ数戦、見事な追い上げを見せているアロンソが2位となっています。トップのウェバーのオッズが4.33倍とやや低めなのは、やはり12戦目のハンガリーGP以来、優勝から遠ざかっているためでしょう。

 さて、韓国GPで問題となるのは、サーキットの出来です。当初から「レースができないのではないのか」と不安視されていた霊岩サーキットですが、ぎりぎりの10月12日にようやく最終承認され「レース可能」と判断されました。とはいえ、そこまで審査が通らなかったという事実は無視できません。それだけ不安要素があるサーキットだということです。

 また、できたばかりのサーキットですから、まだ路面が安定していないでしょうし、タイヤに大きな負担をかけることも予想されます。デモ走行をした元F1ドライバーのカルン・チャンドックが、このコースを「滑りやすい」と表現したことからも、路面状況の悪さはうかがえます。

 こういうサーキットで有利なのは「タイヤを上手く使える」ドライバーです。この点ではバトンが一歩抜きん出ています。彼のタイヤの使い方は全ドライバーの中でもおそらくトップクラスでしょう。特に雨のレースでは、彼のタイヤの扱いが見事な結果とも結びついています。

 ただ、今回はそこに「初めてのコースである」という要素と「チャンピオンシップ争い終盤である」という要素が加わります。

 初めてのコースでは、ベテランで実力派のドライバーや、チャレンジ精神旺盛な新人ドライバーが結果を残しやすい傾向にあります。これは、知らない道をどれだか「果敢に」攻められるかがポイントとなるからです。

 一方、チャンピオンシップ争いのほうでは、やはり「プレッシャー」が大きな要素となってきます。トップのドライバーに大きな重圧がかかるのはもちろんのこと、追いかける側にも「届かないかも」という不安の重圧がのしかかります。このプレッシャーを押しのけられるかどうかは、ドライバーのタイプ次第でしょう。

 以上の点を踏まえて、いつもの表を出してみましょう。
(今回は少し項目を変えてあります)

ドライバー腕のよさタイヤの使い方運のよさプレッシャー特性個人評価合計
ウェバー17
アロンソ23
ベッテル25
ハミルトン20
バトン19
※個人評価は勝手な私見です。あしからず。

 以上を踏まえた上での私の個人的な予想はこうです。

1位 ベッテル 3.00倍
2位 アロンソ 3.75倍
3位 ハミルトン 6.00倍

 バトンはタイヤの使い方こそ上手いものの、プレッシャーに弱く(昨年のレース終盤はまさにその典型でした)、ここぞというスピードがないので、よくて3位といったところでしょう。同様に、最近になって「守りに入った」走りが目立つウェバーも、プレッシャーに弱いほうだと感じます。ただ、彼の場合は表彰台圏内に入ればよしという意識が見られますので、2位ぐらいには食い込んでくるかもしれません。

 ここ数戦、マシンとともに闘志が見られないハミルトンは、ここで表彰台に入らないとチャンピオンシップがかなり遠ざかりますので、今度こそ本領を発揮してくれるという期待を込めて3位と予想。もっとも、ここ数戦の彼の走りには「勢い」が見られませんので不安も結構あります。要注意です。

 アロンソはもともと「プレッシャー」にとても強いドライバーですし、ここ数戦で乗りに乗ってきてますので表彰台入りはほぼ確実です。ただ、勢いを取り戻してきたベッテルには届かないとみて2位と予想してみました。ベッテルは何かが吹っ切れたのか、以前のアグレッシブな走りが戻ってきています。マシンの特性もコースと合っているようですし、この調子なら優勝をもぎ取りそうです。

 参考までにレースが荒れた場合の予想もしておきます。(雨天、事故等)

1位 バトン 13.00倍
2位 クビサ 26.00倍
3位 小林可夢偉 151.00倍

 荒れたレースになれば強いのは安定性のバトンでしょう。予想では一応ほかの上位陣が総崩れすると仮定しています。これなら、クビサ、小林、バリチェロ、シューマッハ等の表彰台入りは可能性がないわけではありません。その中でも、日本GPで奇跡的な走りを見せた小林にはぜひ期待したいところです。マシン性能は劣るものの実力的には凄いものを持っているクビサは荒れたレースなら表彰台を取ると信じます。



 他にもウィリアムヒルでは個人戦やファステストラップ予想など、いろいろと賭け方がありますので、今回の記事を参考に、ぜひあなたなりの賭け方を試してみてください。

 注目の韓国戦は24日(日)開催。あと少し、楽しみに待ちましょう。

※オッズは「ウィリアムヒル」10月20日現在のものです。

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