F1グランプリ オッズと予想 第18戦「アブダビGP」 ( 2011年11月12日 )

いよいよ大詰めに入ってきた今年のF1GP。ラスト前の1戦はアラブ首長国連邦にあるアブダビでの勝負になります。各ドライバーの意地と意地がぶつかり合う一戦は、まだまだ見逃せません。
今回、注目したいのはベッテルの記録がなるかどうか、という点でしょう。
ベッテルが狙うだろう記録は次の二つ。

・年間最多ポールポジション 14回。(ナイジェル・マンセル)
・年間最多勝利 13回。(ミヒャエル・シューマッハ)

現在、ベッテルはポール13回、勝利数11回と、それぞれ記録にあと少しのところまできています。勢いもあるし、ノリにノッているベッテルにとって、残り二戦でこの二つの記録に届くのは無理な話ではありません。

が、こうなるとそれを意地でも阻止したいと思うのが他のドライバーの心情です。
「ワールド・チャンピオンは取られた。でも、他の記録までは絶対に取らせない」
こう思うドライバーたちも少なくないことでしょう。

その中で、ベッテルに対抗できるドライバーがいるのか。
そこが今回のGPの焦点になるだろうと思われます。

では、恒例の表を先に見てみましょう。

  ドライバー   ドライビング ピット戦略 勢い   運 総合計 オッズ
ベッテル(レッドブル) 20 1.83
ウェーバー(レッドブル) 12 8.00
アロンソ(フェラーリ) 14 9.00
マッサ(フェラーリ) 10 101.00
ハミルトン(マクラーレン) 11 6.50
バトン(マクラーレン) 16 5.50
シューマッハ(メルセデス) 11 151.00
ニコ・ロズベルグ(メルセデス) 12 151.00
小林可夢偉(ザウバー) 8 1501.00
(オッズはウィリアムヒル11月5日現在のものです)

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表を見てもわかるとおり、ベッテルが圧倒的に有利です。
しかも、過去2戦行われたアブダビGPでは、いずれもベッテルが優勝しているのです。
もはや死角なし、といったところでしょうか。
それでも、その他のドライバーの意地と実力を考えるなら、対抗候補は次の3人に絞られると思います。

アロンソ、バトン、ハミルトンです。

この中でいまベッテルに最も近づいているドライバーはマクラーレンのバトンでしょう。
ただ、彼にはここ一番の速さがありません。レース巧者なだけに2位には食い込んできそうですが、優勝は厳しいと感じます。
同じマクラーレンのハミルトンは、今年は完全に「運」に見放されてしまいました。
悪い流れを断ち切れず、苛立ってドライビングが荒くなり、また余計にツキを失う。
そんなレースの連続でしたので、この一戦に限ってそれがよくなるとは到底思えません。

アロンソは最後まで車に苦しめられた感があります。タイヤにやさしいと言われるフェラーリのマシンですが、スピードがなければ勝負になりません。
陣営、本人ともにすでに来年を見据えたようなコメントを多く残しているのも気になるところです。

この中で唯一、優勝の可能性があるのはおそらくアロンソです。
今シーズンの彼の調子はあまり良くありませんでしたが、それはすべて車の性質によるものでした。ドライビングは相変わらず上手ですし、ミスもほとんどしていません。
なので、もし車のセッティングが合えぱ、十分ベッテルの対抗になると思われます。
また、弱気なコメントを残した時のアロンソは必ずいい結果を出します。この点も注目です。

それらをすべて考慮して表彰台を予想します。

1位 アロンソ
2位 ベッテル
3位 ハミルトン

ほぼベッテルの融資用で間違いないとは思うのですが、敢えてその予想を外してアロンソを優勝に立てました。ベッテルは2位、そして運に見放されたハミルトンがぎりきり3位入賞を果たす。こんな結果はどうでしょう。

ヤス・マリーナサーキットで行われるアブダビGPの開催は、今週末、11月13日(日)。
ベッテルが記録を樹立するのか、それともライバルたちが記録を阻止するのか。
F1の歴史に残るかもしれない一戦を、どうぞその目で楽しんでください。




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