【F1グランプリ 第18戦 ブラジル】のオッズと予想 ( 2010年11月05日 )

 残り2戦となった現在も、いまだ熾烈なチャンピオンシップ争いが続いている今年のF1GP。そんな中、今年も熱いブラジルGPがまたやってきます。



 各チームともに、マシンはほぼ完成形と言ってもよい状態で、特徴の違いこそあれ、スピードはほぼ同列となりました。ここまでくれば、あとはドライバーの腕とモチベーションと運次第。では、どのドライバーが今年のブラジルを制するのか。
 まずは、いつものように現在のポイントとウィリアムヒルのオッズを確認しましょう。

1位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ) 231pt  4.50倍
2位 マーク・ウェバー(レッドブル) 220pt  3.25倍
3位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン) 210pt  5.50倍
4位 セバスチャン・ベッテル(レッドブル) 206pt  3.25倍

 オッズから見るとレッドブル勢が有利なようです。これはコースの特性と、前戦でノーポイントに終わったレッドブル勢が巻き返しを図るに違いない、という予想からだと思われます。この予想には反論はありません。

 ただ、その通りにいくかというとかなりの疑問符が付きます。というのも、現在のところ、もっとも調子のいいドライバーはアロンソだからです。最終戦に近づけば近づくほど、ドライバーの資質がモノを言うのは先に言った通りです。それを踏まえるなら、アロンソの勢いは無視できません。

 そして、同時に大きなポイントとなるのが、アロンソと同じフェラーリに乗るマッサです。
昨年の大怪我以来、今年のマッサはマシントラブルにも見舞われて、ほとんど活躍を見せてきませんでした。しかし、ここ数戦を見るかぎり、マッサは明らかに復調しています。しかもブラジルはマッサの母国。舞台は、彼自身、過去に二度の優勝経験もあるサーキットです。

 日本GPの小林可夢偉の走りを見てもわかる通り、母国GPというのはドライバーに大きなモチベーションを与えます。一方で、母国GPはそのドライバーにとってとても勝ちづらいレースになるとよく言われます。その理由は、

・母国の応援がすごいだけに逆にプレッシャーが大きい。
・チャンピオンシップに絡むと余計にプレッシャーが大きくなる。
・馴れたコースだけに無理な攻めをしてミスを起こしやすい。
・そもそもマシンが優勝できるだけの力を持っていない。

などからです。が、重要なのは、じつは今回のマッサにはこれらのことはほとんど当てはまらないということなのです。

 F1の終盤戦では、チャンピオンシップ争いに絡まないドライバーがいきなり優勝してしまうケースがよく見られます。(それがチャンピオンシップに大きな影響を残したりもします)そこに「母国」という条件が付けば、マッサへの期待は否が応にも高まります。

 フェラーリという「強いマシン」を駆るマッサが「完全復活」をアピールするのに十分すぎる舞台、ブラジル。期待も込めて、私はマッサを優勝候補の筆頭に上げたいと思います。

 ただし、ひとつだけ条件付です。2位にアロンソがいる場合は例外となります。マッサがトップを走っていても2位にアロンソがいて、追い上げてくるケースではマッサはアロンソにトップを譲ります。チームオーダーは禁止されていますが、マッサ個人の判断としてそうするはずです。

 なにせ、アロンソが1位なら、ハミルトン、ベッテルがたとえ2位だとしても、ウェバーさえ4位なら「チャンピオンシップ」が確定するからです。

 もちろん、アロンソを優勝させまいと他のドライバーも必死に優勝を勝ち取りにくるはずです。そうなればアロンソが2位以下に沈む可能性もないわけではありません。だとすれば、やはりマッサに優勝の女神は微笑むのではないでしょうか。

参考までにマッサの順位とオッズを。

6位 フェリペ・マッサ(フェラーリ) 143pt  17.00倍

 オッズ的にも大きな狙い目。マッサに大期待です。
 
ブラジルGP予想
◎本命 マッサ
○対抗 アロンソ
▲大穴 ベッテル

※勢いから見て、ウェバーとハミルトンは表彰台はあっても優勝はないと考えます。
※オッズは「ウィリアムヒル」11月3日現在のものです。

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