F1グランプリ オッズと予想 第11「ハンガリーGP」 ウィリアムヒルスポーツ

混戦に次ぐ混戦でまったく先の見えなかった今年のF1GPですが、ここに来てようやく一筋の光が見えてきました。主役はもちろん、ドイツGPを制したフェラーリのアロンソです。
アロンソはこれで今年3勝目。チャンピオンシップも頭ひとつ抜き出た形となりました。トップをアロンソがゆき、他のドライバーが後を追う。しばらくはこの状態が続くかと思われます。

それでは、その点も踏まえて次戦ハンガリーGPの予想を立ててみましょう。
その前に、まずはチャンピオンシップの順位から。

1位 アロンソ 154P
2位 ウェバー 120P
3位 ベッテル 110P
4位 ライコネン 98P
5位 ハミルトン 92P
6位 ロズベルグ 76P
7位 バトン 68P
8位 グロージャン 61P
9位 ペレス 47P
10位 小林可夢偉 33P

前戦までと比べて変わったのは、ハミルトンとライコネンの順位が入れ替わったことと、バトンが7位に上がったこと。それに小林が10位に入ったことです。
ここから見ると、やはりアロンソが有利なようです。

では、ハンガリーでもアロンソが優勝するのか。
答えは「NO」だと思います。
理由は単純で、今年2戦連続して優勝したドライバーがいないからです。

ここでひとつヒントを。
ハンガリーGPではここ11年連続優勝したドライバーがいません。
そして昨年はバトンが優勝を果たしています。
ということはつまり、バトンの勝ちはほぼないということです。

さらにもうひとつ。
ハンガリーGPは抜きづらいコースとして有名なのですが、じつはポールを取った人が優勝することがあまりありません。
それを踏まえて、まず誰がポールを取るのかを考えてみましょう。

過去5戦のポールシッターは以下の通り。

ドイツGP アロンソ
イギリスGP アロンソ
ヨーロッパGP ベッテル
カナダGP ベッテル
モナコGP シューマッハ(ウェバー)

モナコを除いてここ数戦、ベッテルとアロンソがポール争いをしているのがわかります。特に注目なのは、アロンソがここ2戦のポールを獲得していることです。

そうです。
おそらくハンガリーでもアロンソはポールを取ると思われます。
そして、それはイコール優勝できないということです。

さらにもう一点。
ハンガリーの大きな特徴を挙げておきましょう。
じつはハンガリーは初優勝を果たすドライバーが多いのです。

では、ここまでをまとめてみましょう。

・バトンは優勝できない。
・アロンソは優勝できない。
・初優勝を果たすドライバーが出るかもしれない。

かなり強引な推理なのですが、このまま推し進めていきます。
この3点に合うドライバーで上位に位置しているのは、
グロージャン、ペレス、小林可夢偉の3人です。
ただし、3人ともに8位以下ですので、可能性は低いと思われます。

そこで浮上してくるのが、ライコネンです。
今年ライコネンはまだ優勝を果たしていません。にもかかわらず、ランキングは4位。それぐらい彼はここまでコンスタントに表彰台に上がっています。ただ、優勝がないだけなのです。

なので今回は一点勝負。

本命 ライコネン 13.00倍

北欧出身のライコネンにとって、ハンガリーGPはある意味、ホームグランプリでもあります。ここは頑張って欲しいところです。
なお、参考までにその他優勝しそうな(と私が思う)ドライバーの倍率も挙げておきます。

アロンソ 4.00倍
ベッテル 4.00倍
ウェバー 11.00倍
ペレス 51.00倍
小林可夢偉 67.00倍
シューマッハ 21.00倍

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個人的にマクラーレンはないと踏みましたので、載せていません。

次回2012年F1GP第11戦ハンガリーGPは、今週末7月29日(日)開催。
果たしてアロンソに追いつくドライバーはいるのか。ぜひ、期待してレースをご覧ください。

※オッズはウィリアム・ヒル7月24日現在のものです。




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