チャンピオンズリーグ決勝 「マンチェスター・ユナイテッド」対「バルセロナ」戦を予想してみませんか?

4月16日から始まったレアル・マドリード対バルセロナの”エル・クラシコ”4連戦も、5月3日のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝セカンドレグをもってようやく幕を閉じました。4月16の1戦目(リーガ・エスパニョーラ第32節)は1-1、4月20日の2戦目(スペイン国王杯決勝)は延長戦の末1-0でレアル・マドリードの勝利、4月27日の3戦目(チャンピオンズリーグ(CL)準決勝ファーストレグ)は2-0でバルセロナの勝利、5月3日の4戦目(チャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグ)は1-1と、最後まで両チームは互角の戦いを披露しました。ところが、実際の試合内容に目を向けて見ると、両チームの間には1勝1敗2分と言う結果以上に大きな隔たりがあったように思えます。「4試合を通じて、レアル・マドリードがバルセロナを上回った瞬間は一度としてなかった」と指摘したクライフ氏の意見に正直僕も同感です。

そして両チームの力の差がもっとも良く現れたのが、CL準決勝の2試合(ファーストレグとセカンドレグ)だったのではないでしょうか。DFが本職のペペなどをトリプルボランチに起用し、反則覚悟の激しいチャージと、カウンターアタックで応戦したレアル・マドリードですが、その作戦がある程度通用したのも前半45分まで、疲れの見え始める後半には決まってバルセロナのパスワークに翻弄される光景が目立ちました。常にボールの後ろを追い回すサッカーでは、体力が90分持続しなくても当然です。特にシャビ・アロンソ、サミ・ケディラ(ファーストレグ)、ディアラ(セカンドレグ)、ペペ(ファーストレグ)など、ボランチでプレーした選手たちの消耗振りは可哀想になる位顕著でした。セカンドレグではたしか、バルセロナのボール支配率が80パーセントに達したのではなかったでしょうか?この力の差を考えれば、4月27日のファーストレグをターゲットにした前回で、レアル・マドリードの勝利にベットした僕の予想は、ある意味大穴過ぎたのかももしれません。

さてCLも、今月28日にサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアムで行われる決勝戦が最後となります。対戦カードは、イングランド・プレミアリーグで優勝したマンチェスター・ユナイテッド(マンU)と、リーガ・エスパニョーラを制したバルセロナで、今回はこの試合を予想したいと思います。

まず、今のバルセロナはメチャクチャ強い。余りの強さに無意識に対戦相手を応援したくなる程です。フランク・ライカールト監督が取り入れ、後任のジョゼップ・グアルディオラ監督によって更に磨きをかけられたパスサッカーを駆使するバルセロナは、正に現時点で世界最強のチームといっても過言ではないでしょう。しかし、対するマンUも侮れません。バルセロナと同様に、ここ3シーズンを通してほぼ同じメンバーで戦っているためスタイルの完成度と言う点では、レアル・マドリードよりも遥かに上だと言えます。レアル・マドリーに移籍したクリスティアーノ・ロナウドの穴も、ハビエル・エルナンデスなど若手の成長によって完全に補われています。ライアン・ギグス、ポール・スコールズ、リオ・ファーディナンドなどのベテランがいまだに第一線で活躍している点もマンUの強みといるでしょう。正直、バルセロナを前にしては、今までにない程の苦戦を強いられことは間違いないでしょうが、若さと経験が高いレベルで調和しているマンUの戦い振りに期待したいと思います。ということで、5月28日のCL決勝戦は、マンUの勝利にベットしたいと思います。

ウィリアムヒルの現在のオッズは「レアル・マドリード」の勝利が2.62倍。
「バルセロナ」の勝利が2.60倍。
同点が3.40倍となっています。

・・・ということで、スペイン在住のサッカー通、H氏からの試合予想でした。

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