予想とオッズ 10/22 イタリア セリエA 「ナポリ vs インテル」

サッカー好きによる試合予想、第185回。

今シーズンは、欧州各国で少し異変が起こっています。

イングランドはプレミアリーグではチェルシーがすでに3敗。
セリエAでは絶対王者ユヴェントスが、スペインではレアル・マドリードがいまだ3位。
ドイツのバイエルン・ミュンヘンも2位

まだ10試合が終わった程度ですので、今後大きく順位は変動するでしょう。
しかし、各国の王者や強豪がスタートダッシュを逃したのは事実。

もしかしたら、政権が変わるシーズンとなるかもしれませんね。

さて、それでは前回の結果をみていきましょう。
9/26 UEFAチャンピオンズリーグ グループH「ドルトムント vs レアル・マドリード」

予想は「ドルトムント 0-2 レアル・マドリード」!
結果は「ドルトムント 1-3 レアル・マドリード」!

さすがはレアル・マドリード。
敵地でのこの結果は地力の高さを物語ります。

しかし、ですね。
ちょっと驚きなのですが、実はレアル・マドリードがドルトムントのホームで勝利するのは初のこと。
意外といえば、意外ですね。

さて、試合の方はドルトムントがボールを長く保持しながらからスタート。
一方のレアル・マドリードは得意のカウンターで攻め込み、一進一退の攻防をみせます。

スコアが動いたのは前半18分。
カルバハルがボールを浮かせると、なんどもドルトムント守備を混乱させていたベイルがこれに合わせて先制点を挙げます。

敵地での先制でリズムに乗るレアル・マドリード。
結局、前半は追加点こそなりませんでしたが、ドルトムントゴールに襲い掛かりました。

追加点は後半開始早々。
またしてもサイドを突破したベイル。
パスを折り返すとこれにクリスチアーノ・ロナウドが合わせて0-2とします。

ホームで負けるわけには行かないドルトムント。
54分にオーバメヤンが1点を返すと、まさに「怒涛」の展開になだれ込みます。
ドルトムントが同点を狙うと、すぐさまレアル・マドリードが反撃。
攻撃と守備が激しく入れ替わり、意地がぶつかり合う白熱した時間となりました。

試合を決めるゴールが生まれたのは終了10分前。
モドリッチが前線にパスを流すと、これをクリスチアーノ・ロナウドが右足でゴールに突き刺し、差を広げます。

残り時間は試合開始早々とは真逆の流れ。
ボールを支配し、時間を使うレアル・マドリード。
なんとか追いつきたいが、ボールを奪えないドルトムント。

結局試合はこのまま終わり、レアル・マドリードがドルトムントのホームで初の勝利をあげました。

香川選手をみられなかったのは残念でしたが、グループH
の大本命同士とあってとても白熱した戦いとなりました。
開幕直後は怪しさも見えたレアル・マドリードですが、やはり今シーズンも強そうです。

では本題のイタリア1位争い。。
10/22 イタリア セリエA 「ナポリ vs インテル」

私の予想は「ナポリ 2-0 インテル」です!

ウイリアムヒル現在のオッズは
ナポリ勝利 1.61倍
ドロー 4.33倍
インテル勝利 4.80倍

ウィリアムヒルスポーツベット

(オッズは2017年10月18日12時時点のものです)

2000年代初頭の絶不調からは考えられない数シーズンを送るナポリ。
ユヴェントスの前に優勝こそ逃しているものの、現在はイタリア屈指の実力者です。

とくに今シーズンはすばらしい状態であり、現在得点リーグNo.1、失点もリーグ最少。
加えて引き分け0、負け0ととにかく絶好調。

特徴はやはり攻撃力でしょう。
チーム全体が連動し、守備的サッカーで有名なイタリアとは思えない攻撃性はとても魅力的です。
強いのはもちろん、いまもっとも観戦しておもしろいチームと言えるかもしれません。

対するインテルはといいますと。
こちらも昨シーズン7位とは思えない強さを発揮しています。

とはいっても、もともと強豪として世界的に有名です。
2010年代の不調こそなにかの間違いだといえるチームでもあります。
この強さこそ、このチームの本質なんですね。

現在、引き分け1つの差でナポリに続く2位です。
ですが、おもしろいことに得点数では4位なんです。
過去はその攻撃力に注目が集まったインテルですが、現在リーグ最少失点の守備で、今シーズンは戦っている印象ですね。

さて。
好調同士。
加えて1位と2位の首位争い。

予想はとても難しい気がしますが、ナポリが勝利すると考えます。

理由は単純です。
ナポリのホーム戦であることと、同じリーグ最少失点でありながら得点数に大きく差があることです。

インテルも本来攻撃的なチームですので、爆発すればすごいことになります。
少し懐かしい名前を出しますと、イブラヒモビッチ、アドリアーノ、エルナン・クレスポ。
もう少し前ですとクリスティアン・ビエリやアルバロ・レコバなど。
彼らが活躍した近年の黄金時代はすばらしいものでした。
そんな大爆発が起きれば、インテルは本当に強いチームです。

しかし、ナポリは現在まさに爆発中。
ここ数シーズンで積み上げたものが結実した、そんな印象を受けます。

大人数の退場やちょっとした事件など、そういった調子を落とす問題が起こらなければ、単純にナポリの勢いが勝るのではないでしょうか。

それでは今日はこのあたりで。
外れても怒らないでね!