中国はカジノを解禁し、日本は眺めるだけ?

こんなニュースがありました。

中国大陸でカジノ解禁へ 今秋、上海に建設 (中日新聞)

役人が公金を横領してカジノで使ったりしたために、国外のカジノにも厳しい目を光らせていた中国ですが、もともと賭博好きで有名な中国人ですから、やはり現実路線に大きく舵を切りました。
コスト的にみれば禁止するより認可したほうがいいでしょうし、いずれにしても根絶は無理なのですから、解禁するのがまともな道です。
下のニュースで見られるように、やはりカジノは政府にとってお金になります。タバコも酒もそうですが、常習性のあるものを利用して懐を潤せるのは権力の特権です。

マカオ:カジノなど賭博税収15%増の69億ドルへ (中国情報局)

上海のカジノは、最初は「スロット遊技機百台程度」というかわいい規模で始めるようですが、一度始まってしまえば後はゲームの種類も含めて拡大あるのみでしょう。
日本ではカジノ法制の議論が遅々として進みませんが、中国のこのスピード感はすごいです。