カジノプレイヤー=上中流層?

これ本当でしょうか?
「カジノ好きは健全なアッパーミドル」米カジノ業界調査 (日経)
https://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060626AT2M2300D26062006.html

世帯収入では、最もカジノに興じたのは9万5000ドル(1100万円)を超える比較的裕福な層で、全体の31%を占めた。

同じ調査はHarrah’sのウェブサイトで配布されています。
Profile of the American Casino Gambler: Harrah’s Survey 2006
https://www.harrahs.com/about_us/survey/
主だったところをまとめてみます。

  • 調査対象は全米の6万人弱で、そのうち過去1年にカジノで遊んだ人は約14,000人。
  • カジノプレイヤーのうち最新技術について周りからアドバイスを求められた人は21%。カジノプレイヤーでない人は7%だけがアドバイスを求められた。
  • カジノプレイヤーのうちクルマについて周りからアドバイスを求められた人は28%。カジノプレイヤーでない人は19%だけがアドバイスを求められた。
  • 新しいレストランを真っ先に訪ねる人の比率はカジノプレイヤーで21%、そうでない人で12%。
  • カジノプレイヤーはより楽観的で、52%が今年は以前よりよくなると答えた。そうでない人のうちそう答えたのは45%。
  • カジノプレイヤーでMP3プレイヤーを保有する人は18%。そうでない人のうち保有しているのは10%。
  • 洋服を選ぶときに最新の流行を参考にする人はカジノプレイヤーの22%、そうでない人の15%。
  • カジノプレイヤーは年間平均6.1回カジノに行った。
  • 年収35,000ドル以下の人たちのうち、過去1年にカジノに行った人は20%。年収95,000ドルの層のうち過去1年にカジノに行った人は31%。
  • カジノプレイヤーのうちスロットかビデオポーカーで遊んだ人は71%、テーブルゲームは14%。男女別だとスロット・ビデオポーカーは男性の63%、女性の79%、テーブルゲームは男性の21%、女性の9%。

ということですが、これはカジノが好きな人の特性という面よりも旅行したり外出したりするのが好きな人の特性のようにも見えます。それなりにお金があっていろいろなレジャーをする人と、そうでない人の対比なのかもしれません。
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