NETELLERがイスラエルからも撤退

NETELLERがこんな決定をしています。
NETELLER Announces Service Changes to Israeli Market (7月18日付)
イスラエルからの撤退です。
正確に言うと、完全撤退ではなく、イスラエルの人はNETELLERアカウントをオンラインギャンブルでは使えなくなります。
7月19日から、ユーザーからカジノ等への入金は不可となり、7月31日からはカジノ等からユーザーへの出金ができなくなります。
ギャンブルに関係ない決済については、引き続き使用可能ということです。が、他の用途はほとんどありませんから、事実上の撤退ということになります。
NETELLER(ネッテラー)は、既に同様にアメリカ、カナダ、トルコから撤退しています。
日本の人には全然関係ないニュースのように見えますが、ちょっとは関係あります。
ネッテラーはなぜこのような撤退の決定をするのでしょうか?
それは、オンラインギャンブルが法的に怪しい国でサービス提供を続けると、自らが罰せられる可能性があるからです。
それと、アメリカのように資金が途中で差し押えられて、ユーザーへの支払いが滞る心配があるからです。
その意味では、まだサービスを提供している国では、専門家のアドバイスに基づいて大丈夫だろうと判断しているから続けているということだと思います。
逆に言えば、撤退するということは、相当に危ないということを示しています。
ですから、NETELLERがもし日本から撤退ということになれば、それは大きな意味があるということです。
NETELLER(ネッテラー)について
関連記事
NETELLERがカナダとトルコから撤退 (2007年03月27日)
NETELLERが米国でカジノ決済中止 (2007年01月18日)