トランプ大統領を追い詰めた伝説のギャンブラー・柏木昭男 ( 2019年03月22日 )

意外と知られていない日本人の伝説的ギャンブラー

ギャンブル

良くも悪くも世界を引っ掻き回している印象のあるドナルド・トランプ大統領
彼の言動がいろいろなところに影響を及ぼしているのは間違いありません。

ところで、このトランプ氏と対決した日本人ギャンブラーがいるのをご存知でしょうか。
トランプ氏がまだ大統領になる前、ギャンブルで真っ向勝負をした日本人。
気になるその姿を今回は追ってみたいと思います。

■元は山梨の不動産王だった

その日本人の名前は柏木昭男
生まれは1937年か1938年。第二次世界大戦がはじまる直前で日本はきな臭い雰囲気に充ちていました。
笑福亭仁鶴さんやモーガン・フリーマンさん、ジャイアント馬場さん、中島誠之助さん、森嘉朗元総理、ダスティン・ホフマンさんが同年代と言えばなんとなく想像がつきやすいでしょう。

柏木氏は山梨県で生まれ、道案内などをして生計を立てていたと言われています。
その後、不動産業に進出、金貸しなどもはじめ、バブル経済の影響もあり柏木氏は巨額の財産を手にします
ただ、言ってみれば地上げ屋ですから、ご近所の評判は相当に悪かったようです。

大儲けした柏木氏はカジノでの遊びをはじめます。
天賦の才もあったのでしょう。彼はギャンブラーとしても成功を収めます。
1990年にはオーストラリアのカジノで29億円の勝利を勝ち取り、彼の名は一躍有名になります。
遊ぶゲームは「バカラ」
MAXベットの約2400万円を1勝負に賭け、17連勝したこともあったそうです。

もちろんこれほどの金額を賭けられればカジノの扱いはVIPになります。
ウェールになった彼は、いつしか「ウォーリア(戦士)」というあだ名で呼ばれるようになっていました。

■仕掛けてきたのはトランプ

一方のトランプ氏も不動産業で成功し、実業者としてのし上がっていました。
ラスベガスでは「トランプ・カジノ」の運営もしており、カジノにも精通していたようです。
この辺り、何かしら柏木氏との共通点を感じます。

このトランプが柏木氏に目をつけました。
要は「むしってやろう」というわけです。
トランプ氏は早速、柏木氏をトランプ・カジノに誘います。

ここから二人のギャンブル対決がはじまります。
1990年2月、柏木氏はトランプ・カジノのバカラのテーブルに姿を現わしました。
最初はカジノ側が優勢、柏木氏は一時、約3億円(200万ドル)負けの状態に陥りました。
しかし、ここから柏木氏は怒濤の反撃を見せます。
なんと、23連勝で負け分を回収し、さらに約6億円(400万ドル)の勝ちとなったのです。

もちろん、トランプ陣営も黙ってはいません。
翌日、さらなる勝負を柏木氏に持ち掛けます。柏木氏はこれを受諾。
ここでも柏木氏を順調に勝ちを拾っていきます。
この世紀の大勝負に目をつけたメディアはこぞって取材に訪れました。

会場は当然、大騒ぎ。
これにより、勝負は終了せざるを得なくなりました。
勝負は2日間で10時間
結果は柏木氏の約9億円勝ち(600万ドル)。
これはトランプ・カジノ史上最大の負けで、経営を傾けるほどの損失でした。

■絶対に負けたくないトランプの逆襲劇

負けず嫌いのトランプがこの結果に黙っているはずはありません。
もう一度、柏木氏に話を持ちかけます。今度はカジノではなくトランプ自身との対マン勝負です。
3カ月後の1990年5月、再び勝負がはじまります。

今度のルールは、

  • ベット額は約3000万円(20万ドル)
  • 勝負終了は、どちらかが1200万円の勝利又は敗北

というもの。もちろん、勝利、敗北が決まっても勝負は続行します。
今度の勝負は長丁場となりました。
一週間経ってもお互いに勝負をやめようとはしません。

状況は柏木氏の勝利が続き、約14億円(925万ドル)勝ちというところでした。
ここでトランプは「1000万ドル負けたらやめる」と言いだします。
残りわずか75万ドル。トランプの決意表明と言ってもいいでしょう。

ここからトランプは一気に盛り返します。
負け分をチャラにし、さらに10時間後には約15億円(1000万ドル)勝ちに転じていました。
トランプは柏木氏に告げます。
「1000万ドルに達したから終わりにしないか?」

柏木氏は頷き、ここで勝負は終了します。

■一気に転落していく柏木氏のギャンブル人生

VIPはカジノに対してツケができるため、柏木氏はその場では支払いを行なわなかったようです。
その後もいろいろなところからお金を借りまくり、あちこちでバカラの勝負に挑みました。
「次に勝負したら私が勝つよ」と新聞のインタビューにも答えています。
しかし、運の尽きた柏木氏が勝てるはずもなく、負けが込んでいく状況でした。

そして2年後の1992年1月3日、柏木氏は山梨県の自宅でめった刺しになった死体で発見されます。
享年54歳。あまりにも若すぎる伝説的ギャンブラーの謎の死でした。
当時、捜査に当たっていた人の話では「プロの仕業に間違いない」とのこと。
その後、暴力団組員が2人逮捕されますが、証拠不十分で不起訴となっています。

トランプ氏が殺し屋を雇ったとも、地上げの件で恨みを買って殺されたとも言われていますが、真相は闇の中。
事件は2007年に時効を迎えて終わります。
犯人はいまだわからずじまいです。

■映画でも柏木氏が観られる

この話は大きな話題を集め、じつは映画の中でも描かれています。
「シカゴ」という1995年公開の作品です。
監督は世界的に有名なあのマーティン・スコセッシ
主演はロバート・デ・ニーロですから、「タクシードライバー」並みの扱いの大作と言っていいでしょう。
日本でも公開されてかなりの評判を呼んだと聞きます(観てないのでわかりませんが)。

映画では柏木氏をモデルにした人物がK・K・イチカワという名前で出ています。
演じているのは、ノブ・マツヒサこと松久信幸さんです。
興味が湧いた人はぜひ観てみてください。

さすがにこんな生き方はしたくないなぁと思いますが、柏木氏がハマったバカラを体験してみることはできます。
そんなオンラインカジノを今日はご紹介して終わりたいと思います。

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