アメリカのオンラインギャンブル禁止政策は続く

「米国は来春までにネット賭博規制の一部緩和を」–WTOが期限を設定
CNETのこの記事によると、米国政府は競馬のネット投票に関する規制を少しいじるだけで、最近のWTO裁定をやりすごせると考えているようです。
つまり、オフショアのオンラインカジノやスポーツブックで米国民が賭けることについては今後も続けて禁止する方向で突き進むと事実上宣言しています。
ただ、どんな禁止をしても実効性がないのは明らかで、いまでも世界のオンラインギャンブルプレイヤーの8割以上がアメリカ人だと言われていて、これはほとんど減っていません。
むしろこの1~2年はポーカーブームでオンラインギャンブラーも増加しているはずです。
アメリカ政府は禁酒法と同じ誤りに気がついていてもよさそうなものですが、いつまで強情を続けるんでしょうね。