カジノ合法化が一歩前進か

こんなニュースがありました。
カジノ合法化巡り自民党小委が中間報告
https://www.asahi.com/politics/update/0427/006.html
「観光・地域振興を目的とするため、カジノは飲食店やホテルなどをもつ複合的な娯楽施設に限る」だそうです。
たぶんこれは導入のための方便です。景品交換所が扉の外にあるだけでギャンブルでないと言い張れる国の法律ですから、そのあたりはお約束ということでしょう。
しかし、ふと考えたのですが、カジノが合法化された後、カジノのスロットとパチンコ屋のパチスロが併存することになりますが、カジノにもいわゆるパチスロ機がおかれるのでしょうか? そして規制が異なるのでカジノではラスベガスのようにメダル1枚2000円といったハイローラー向けのパチスロ機種もできるのでしょうか? その場合、パチンコ屋勢力も対抗するために同様なことを始めるのでしょうか? さらにカジノに対抗するためにパチンコにルーレットやバカラを組み込んだパチレットやパチバカラが登場するのでしょうか?(換金しないのでもちろん賭博ではないと言うのでしょう)
というわけで、カジノ立法の際にパチンコとパチスロを見て見ぬふりをしていれば、いずれは混乱するだけという気がします。
でも、実際にはそのあたりを曖昧にしておくことで、どこの役所も潤ってみんなハッピーハッピーということになりそうです。
ちなみにオンラインについては「カジノ導入の目的」という点から言って最初から認められるということにはならなそうですが、これも売上げ不振の自治体が続出すれば、サッカーのtotoや地方競馬のように結局はオンラインベットもOKになるでしょう。おそらく。



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