クラップスのルール

クラップスのルール

一見、ルールが複雑に見えることや、なかなかプレイする機会がないため日本人には敬遠されがちなクラップス。でも、基本的なベットに限っていえば、全カジノゲーム中、最もプレイヤー側に好意的なのがこのゲームです。

加えて、そのゲーム性の高さはカジノゲーム中でも随一。ラスベガスなどのカジノに行ったことのある方ならご存知のはず。時おりカジノで湧き上がる歓声のほうに目を向ければ、多くの場合、そこにはクラップスのテーブルがあったはずです。

それほどまでにプレイヤーを興奮させ、なおかつプレイヤーにとって有利なゲームをプレイしないのはもったいない!

確かに実際のカジノで言葉の通じない人たちに混じってプレイするのは初心者にとってハードルが高いですが、誰の目を気にする必要もないオンラインカジノだったら話は別。オンラインカジノでプレイの方法を学んで、実際のカジノでクラップスデビューを目指しましょう!

■ゲーム進行

ベットの種類が多いため、一見複雑に見えますが、実は基本となるプレイはとても簡単です。ここでは初心者が理解しやすいように、もっとも基本的なベットである「パスラインベット」に沿ってゲーム進行を説明していきます。

パスラインベットとは?
パスラインベットとは、ダイスを投げるシューターが勝つ方に賭けることです。

シューターが勝利する条件:
-1投目で7か11を出す
-2投目以降でポイントの数字を再び出す

シューターが負ける条件:
-1投目で2か3か12を出す
-2投目以降でポイントの数字を再び出すまえに7を出す

配当は2倍です。

それではゲームの進行手順を解説していきます:

1. 「シューターを決定する」

ダイスを振る人=「シューター」を決めます。
オンラインカジノで一人でプレイしている場合は、自分がシューターとなるか、コンピューター側にダイスを投げさせるか選択することができます。

2. 「ベットを置く」

テーブル上で「PASS LINE」と書いてある枠に、賭けたい金額のチップを置きます。

3.「1投目を振る」(カムアウトロール)

1投目で出たダイスの目によって進行がことなります:

-7か11が出た場合=その時点でシューターの勝ちとなり、ゲームは終了です。

-2 か3か12が出た場合=その時点でシューターの負けとなり、ゲームは終了です。

-4, 5, 6, 8, 9, 10が出た場合=出た数字が「ポイント」(場の目)となり2投目が行われます。
ポイントとはシューターが勝利するために、2投目以後でもう一度出さなければならない数字のことです。

4.「2投目」

2投目で出たダイスの目によって、以下のように進行します:

-1投目で決定した「ポイント」と同じ目が再び出た場合=その時点でシューターの勝ちとなり、ゲームは終了です。(パスライン成功)

-7がでた場合=その時点でシューターの負けとなり、ゲームは終了です。(セブンアウト)

-ポイントと7以外の数字が出た場合=3 投目を行います。

5. 「3投目以降」

3投目のゲーム進行は2投目と同じです。
ポイントと7意外の数字が出てゲームの勝敗が決まらない限り、同じシューターによって4投目、5投目とダイスが振られ続けられます。

6.「シューターの交代」

シューターが勝利した場合、引き続き同じシューターが次のゲームでもダイスを振ることができます。シューターが負けた場合は別のシューターにダイスを振る
順番が回ります。

以上がクラップスの基本の流れです。

■プレイヤーに有利なベット・不利なベット

上記で説明したパスラインベットのほかに、クラップスには様々な賭け方が存在します。
しかし、プレイヤー側にとって分がよい賭け方は数種類しかありません。それ以外はプレイヤーにとって極端に分が悪いので避けるのが賢明です。
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■賭け方イロイロ

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「パスラインベット」
シューターが勝つほうに賭けること。
1投目に7か11が出ればそのゲームは勝ち。投目に2 か3か12が出た場合、負けとなりゲームは終了。そのほかの数字(4, 5, 6, 8, 9,
10)が出た場合、その数字がポイントとなる。2投目以降にその数字を出せば勝ちになるが、そのまえに7が出れば負けとなる。

「オッズベット」
パスラインベットをしている人だけがベットできます。ポイントが決まった後にチップをパスラインベットで賭けたチップの後ろにおきます。パスラインでベットした金額の数倍をベットすることができます。

「プレイスベット」
テーブルに上部にかかれた4、5、6、7、8、9、10の数字に賭けること。7が出る前にそのナンバーが出れば勝ちになります。1つの数字だけでも、全部の数字にも賭けることができます。またいつでも賭けれて、いつでもチップを戻すことができます。

「ドントパス」
パスラインベットの逆、シューターが負けることに賭けること。
1投目で7と11が出れば負け。2か3が出れば勝ち。12が出ると引き分けになります。

「カム」
カムアウトロール以後に行うパスラインベットと理解しよう。
配当や勝敗の判定はパスラインベットと同様。

「ドントカム」
カムの逆。12がでると引き分けとなるのもドントパスと同様。

「エニークラップス」
2,3,12が出ることに賭けること。
いつでも賭けることができます。
1回のロールのみ有効。1投ごとに賭ける必要があります。

「エニーセブン」
次の投げで7が出ることに賭けること。
いつでも賭けることが可能。
賭けは1回のロールのみ有効。1投ごとに賭ける必要があります。

「ビッグシックス」
7が出る前に6が出るのに賭けること。
いつでも賭けることが可能。いつでも降りることができます。

「ビッグエイト」
7が出る前に8が出るのに賭けること。
いつでも賭けることが可能。いつでも降りることができます。

「ハードフォー」
次のロールで2,2のゾロ目が出ることに賭けること。
ゾロ目以外で4が出るとまけ。
賭けはセブンアウトするまで有効。いつでも降りることができます。

「ハードテン」
次のロールで5,5のゾロ目が出ることに賭けること。
ゾロ目以外で10が出るとまけ。
賭けはセブンアウトするまで有効。いつでも降りることができます。

「ハードシックス」
次のロールで、3,3のゾロ目が出ることに賭ける。
ゾロ目以外で6が出るとまけ。
賭けはセブンアウトするまで有効。いつでも降りることができます。

「ハードエイト」
次のロールで4,4のゾロ目が出ることに賭ける。
ゾロ目以外で8が出るとまけ。
賭けはセブンアウトするまで有効。いつでも降りることができます。

「イレブン」
11が出れば当たり。
賭けは1回のロールのみ有効。1投ごとに賭ける必要があります。

「フィールドベット」
いつでも賭けることができます。5、6、7、8以外の目が出れば勝ち。
いつでも降りることができます。

■ダイスの組み合わせ

クラップスは2つのサイコロを使用するので、出る目には36種類の組み合わせが存在します。
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最も多いのが7で、組み合わせの数が6種類。逆に最も組み合わせの少ないのが12で1種類しかありません。クラップスの配当オッズはこの組み合わせの確率に基づき算出されています。

12が出る組み合わせ=1通り
11が出る組み合わせ=2通り
10が出る組み合わせ=3通り
9が出る組み合わせ=4通り
8が出る組み合わせ=5通り
7が出る組み合わせ=6通り
6が出る組み合わせ=5 通り
5が出る組み合わせ=4通り
4が出る組み合わせ=3通り
3が出る組み合わせ=2通り
2が出る組み合わせ=1通り

2 が出る割合 1/36
3が出る割合 2/36
4が出る割合 3/36
5が出る割合 4/36
6が出る割合 5/36
7 が出る割合 6/36
8が出る割合 5/36
9が出る割合 4/36
10が出る割合 3/36
11が出る割合 2/36
12 が出る割合 1/36

■パスラインに賭けて、連続して勝つことができる確立

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