ギャンブリングフェデレーションついに謝罪

ギャンブリングフェデレーションが、プレイヤーのPCのデータを改竄するという不正なソフトウェアを配布した件で、以下のような声明を、当時アカウントを保有していたプレイヤーに対し送信しました。
私自身は当時同グループのアカウントをすぐに閉鎖したのでメールアドレスも登録されておらず、受け取っていません。同様に受け取れていない人が3割ほどいるということです。
そのため、同社から直接入手した文をここに掲載しておきます。

2007年3月5日
プレイヤーの皆様へ
プレイヤーの皆様には平素よりのご愛顧誠にありがとうございます。
近々お手元にプレスリリースが配信されるよう準備いたしておりますが、この度GamblingFederationはCGTV GAMES LTD (Ireland) に買収される運びとなりました。
この買収によりGamblingFederationという経営主体は無くなるわけですが、2005年3月に起きたと確認しておりますMalware問題では当時担当しておりました行為者の不適切な行為によりプレイヤーの皆様をはじめアフィリエイトの方々をお騒がせし、ご迷惑をお掛けいたしましたことをこの場を借りて心よりお詫び申し上げます。問題発覚後、GamblingFederationでは行為者の社内処分を即実施いたしましたことをご報告いたします。また、事後報告になり対応が遅れましたことをここに重ねてお詫び申し上げます。
CGTV GAMESは、買収による経営陣、経営方針の一新をおこない、今後はCGTV GAMESという新しい経営陣、経営管理の下プレイヤー及びアフィリエイとの皆様に常にご満足いただけるサービスをご提供していく所存です。CGTV GAMESとしてみなさまと共に発展していけますよう、誠心誠意尽くして参る所存です。
GamblingFederationとして長らくご愛顧頂きましたことに心よりの感謝の意を表し、簡略ではありますがご挨拶とさせていただきます。
敬具
GamblingFederation
Japanese Team

いくら何でも遅すぎるという感じですが、しないよりマシでしょう。
ただし、現在のソフトウェアに問題がないのかどうか、問題再発のための対策は打たれているのか、担当者のミスではなくトップの決断だったのではないかという疑問に対する答えなどはなく、十分とは言えません。
といっても、買収された後、新たな体制で動いていることは確かでしょうから、この謝罪は前向きに受け止めるべきかなと考えます。
残る焦点は、業界団体への復帰でしょう。業界団体は、上に書いたような再発防止策などについて厳しく審査するはずです。そういう意味では、業界団体へ復帰できるかどうかが、生まれ変わったかどうかの判断基準になるでしょう。
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