PaySpark(ペイスパーク、EZIPay)の完全マニュアル

2006年9月13日更新 第15版
PaySparkカード

お知らせ

ペイスパーク(PaySpark)=EZIPay(イージーペイ)の仕様や手数料などは変更されることがあります。このマニュアルはその都度更新していますが、そうした更新情報はニュースレターでお知らせしています。購読をおすすめします。購読の無料登録はニュースレターの案内ページにて。

説明

オンラインカジノで最も頭が痛いのが引き出しです。小切手で払い戻されると、銀行まで持ち込んで書類を書いたり高い手数料を払ったり、挙げ句の果てには3~4週間も待たされたりといいことはありません。

キングネプチューンカジノオンネットのように気軽に銀行振込(海外送金)してくれるところはいいですが、そうでないところが圧倒的に多いです。

この状況を解決するために登場したのが、マイクロゲーミング系のオンラインカジノのほとんど(ProcCyberが決済を担当しているオンラインカジノ)で使えるPaySpark(ペイスパーク)です。現在、EZIPayという呼称も併用されています。PaySparkが使えるカジノについては、決済手段別カジノ一覧を見てください。

PaySparkというのは一種のキャッシュカードです。正確に言うと、デビットカードと呼ばれるものですが、カジノでの引き出しをこのPaySparkの方で受け取っておけば、このカードを使って郵便局のATMまたはCD機 (海外ならCirrusやMaestroというロゴのついたATM)で現金を引き出すことができます。そして、Maestroマークのついたお店ではショッピングにも使えます。

PaySpark(ペイスパーク)の他の特徴は以下の通りです。

  • カジノからの引き出しが比較的早い。(カジノで数日かかった後は、たいてい1日で振り込まれる。)
  • Proc-Cyberのオンラインカジノならだいたいどこでも支払い・引き出し手段として使える。
  • 現金引き出しだけでなく、Maestroのロゴが表示されている店では買い物にも使える。買い物は手数料無料。
  • 現金引き出し手数料は、1回につき2%(最低で$2.98、最高で$15.00)。1日に最高$2,000相当の現金の引き出しが可能(週に最大$5,000)。
  • $500以上残高がある場合は、年2.0%の利子がつく!

申請方法

 前半

基本的にPaySparkは申請・許可ベースです。PaySparkが使えるカジノでしばらく遊んでいると、「PaySparkどうですか?」というようなメールが届きます。その場合は、そのメールの案内にしたがって申請します。

どこからも招待が来ない場合も、無理やりPaySpark(ペイスパーク)の申請はできます。

こちらのページからスタートです。中央のApplicationsのところにあるNew Consumersのボタンをおします。

次のページでTo Applyをクリックしてから、カジノで使用しているメールアドレスを入力してSubmitをおすと、Payspark
Account Applicationという画面になります。Apply Nowのボタンを押します。

それぞれの項目を入力します。特に難しいことはないと思います。

First Name : 下の名前を半角英字で入力します。カジノで使っているローマ字表記と必ず同じにしてください。
(参考: ローマ字の書き方)

Initials : 入力不要です。(入力しないと進まない場合は、下の名前の最初の文字を英字半角で入力します。)

Last Name : 姓を英字半角で入力します。

Email : メールアドレスを入力します(既に入っていると思います)。

Date of Birth : 日、月、年を選択します。

Gender : 男(Male)か女(Female)を選択して下さい。

Gov. ID Document Type: 身分証明の種類を選択します。Passport(パスポート)かDrivers License(運転免許証)です。どちらもない場合は進めません。

Government ID Number: 上で選択した身分証明書の番号を入力します。(例: MK1212125)

Last 4 digits Social Security Number: アメリカ居住者のみ入力します。

New Password: これが表示されている場合、自分でパスワードを決めて半角英数字で入力します。

Confirm password: 同じパスワードを確認のために入力します。

Physical Address : 住所のうち、市町村名より下の部分を英字半角で入力してください。
(参考: 住所の英文表記の方法)

City : 市町村名を英字半角で入力してください。

State : 都道府県名を半角英数字で入力してください。

Country : 国名を選択してください。

ZIP / Postal Code : 郵便番号をハイフンなしで続けて入力してください。

Nextで次へ進みます。

Work Phone : 職場の電話番号です。電話番号はいずれか一つを必ず入力してください。

Home Phone : 自宅の電話番号です。(例 03-1234-5678の場合、81312345678)

Mobile Phone : 携帯の番号です。

I acceptの横のチェックボックスにチェックして、Submit(またはComplete Registration)を押します。完了します。メールが届くはずです。
(すぐに届かないこともあるようです。そういうときは、こちらのページのメニューからForgotton Loginをいれ、自分のメールアドレスを入力してSubmitを押すと、仮ログイン名と仮パスワードの書かれたPayspark
Logon Reminderという題のメールが届きます)

メールに書かれているログイン名 (Logon Name)とパスワード(Password)を使って、こちらでログインします。

すると、We are processing your web registration. You will receive an email
shortly which will give you further instructions.と表示されます。「現在あなたの申請を処理中です。更なる手順を詳しく説明したメールが近々届くでしょう」という意味です。そして、自動的にログオフされます。

申請方法

 後半

しばらく経つと(数時間から数日の幅があります)、PaySparkから申請受理のメールが届きます。題名はYou
have registered!です。

身分証明書類送付

PaySparkから送られてくるメールにも書いてありますが、申請を完全に完了させるためには、以下の書類を送付する必要があります。

・ 政府発行の身分証明 (パスポート。無い場合は運転免許証)
・ 公共料金請求書 (電話、電気、水道、ガス等)

これらをコピーして、その紙に、それぞれ名前とPaySpark logon nameとメールアドレスを手書きで記入します。これらを、ファックスで+27 21 528 4753 (最新の番号はPaySparkからのメールを参照してください)に送るか、スキャンまたはデジカメで鮮明に撮影の上、ファイルを添付の上でadmin@payspark.comに送ってください。

PaySpark(ペイスパーク)にメールで送る際は題名を”documentation for application”とし、本文に名前と自分のPaySpark logon nameを明記してください。

受け付け完了

上記のすべてが終わってしばらくたって(数日から数週間の幅があります)、最終確認が完了すると、”PaySpark
ATM Account created!”という題名のお知らせメールが届きます。

このメールにはとても大切なactivation codeという番号が”ATM Account:
****”という形で書かれています。

カード自体の発行申請は別に行うようになっています。ATM Accountのほうを選択してカードを申請してください。

カード到着とアクティベーション

PaySpark(ペイスパーク)のカードは、審査完了後にわりとすぐに届きます。私の場合は3日で届きました。届くと、カードが2枚ついています。1枚はデビットカード(キャッシュカード)そのものです。もう1枚には4桁の暗証番号が書かれています(スクラッチするとでてきます)。

これらのカードを受け取ったら、使えるようにするためにactivation(アクティベーション)という手続きが必要です。

PaySparkのサイトでログインします。ログインには、PaySpark logonと、申請時に自分で設定したパスワードを使用します。

PaySpark(ペイスパーク)にログイン後、ATM accountボタンを押し、それから”Activate Account”の方を選びます。カードに書いてある16桁の番号を入れ、それから以前メールで届いたactivation codeを入力します。このactivation codeと、今回受け取ったもう1枚のカードに書いてある引き出しのための暗証番号を混同しないでください。

入力したらsubmitを押します。”Thank you
for Activating your account”と表示されるので、LOGOFFを選びログオフします。

完了すると、しばらくして”Thank you
for
activating your PaySpark ATM Account”という、アクティベーションの完了を知らせるメールが来ます。これでやっと使えるようになりました。

注意

PaySparkカードと暗証番号を絶対に一緒に保管しないでください。両方いっきに盗まれたら全額引き出されてしまいます。

引き出し先にPaySparkを指定する方法

このカードは特定ののカジノで使えますが、オンラインカジノで引き出し先にPaySparkを選択する方法はカジノによって違います。4種類あります。

(1) キャッシャーで引き出し時に指定するパターン

最近多いのがこのパターンです。キャッシャー(BANK)で引き出し処理をすすめていくと、受け取り方法を指定する画面になります。PaySparkが選択できるようになっているので、それを選び必要な情報を入力します。

(2) Proc-Cyberのサイトで指定するパターン

上のような画面が出ない場合は、この方法が該当する可能性が高いです。

Proc-Cyberのサイトを開きます。”Transactions”をクリックします。

“E-cash account number”のところに、PaySparkカードを使いたいカジノの自分のアカウント番号を入力します。Nextを押します。エラーになり受け取り方法選択画面にならない場合は、次の(3)か(4)のパターンです。

Withdrawal Optionsのところで、”Payspark Withdrawal / ATM card application” を選択します。

Login NameとPasswordのところに、PaySparkのログイン名とパスワードを入力し、Enterを押します。

ATMの番号の一部が表示されているのを確認したら、submitを押します。(“continue?”というダイアログボックスがでることがありますが、”OK”を押して進みます) ”Thank
you for using our online services. “と表示されて、選択が完了します。

これで、該当カジノからの引き出しは、このPaySparkアカウントに払い戻されることになります。

(3) 独自のページで指定するパターン

上の(1)でも(2)でもない場合、このパターンである可能性が高いです。フォーチュンラウンジグループや、バガスパートナーラウンジグループの場合は、そのグループ独自のサイトで受け取り方法を指定できるので、そこでPaySparkを選択します。詳しくは各カジノのウェブサイトを見るか、サポートに聞いてみてください。

(4) 何も指定しないパターン

引き出し処理に支払い受け取り方法を何も指定しないカジノの場合、PaySparkで入金していれば、自動的にPaySparkに支払われる場合もあります。

ただし、過去にNETellerやクレジットカードなど、PaySpark以外の方法でも入金している場合、カジノが勝手に方法を決めて支払ってくることもあるので、念のためカジノのサポートにPaySparkで受け取りたいということを連絡しておいたほうがいいでしょう。

PaySparkアカウントに入金する方法

基本的にPaySparkアカウントへの入金は、オンラインカジノからの引き出しによって行います。上で説明した通り、引き出しの受け取り方法にPaySparkを指定すればOKです。

これに、電信送金(銀行振込=Wire Transfer)が追加されました。銀行からPaySparkの自分のアカウントに直接入金できます。

自分のPaySpark(ペイスパーク)のアカウントにログインした後、fundingを選択し、Wire
Transferを選びます。すると、送金先の情報がずらっと表示されますので、これをメモするか印刷するかして、すべての情報を銀行の送金依頼書に書いて、送金します。これにより、1~4日後にPaySparkアカウントの残高に反映されます。

参考のために、郵便局から送金する際の依頼書の書き方について書いてみます(送金先の情報は、上記の通りPaySparkのサイトで最新のものを確認してください)。

送金種類: 「銀行口座あて送金」にチェック

送金方法: 「電信」にチェック (「通常」でも届きますが、数日余分に時間がかかります)

「受取人」の欄

氏名: FIRST NATIONAL BANK SAL FOR CREIDT TO CSC AC# 109840002

住所: RUE HAMRA, IMM IMMOBILIER, BEIRUT, LEBANON

郵便番号: 113-5453

名あて国: USA

受取人口座番号: 2000193001613

「銀行口座あて送金の場合」の欄

受取銀行: WACHOVIA BANK

支店名: NEW YORK INTERNATIONAL BRANCH

銀行の住所: 11 PENN PLAZA, FLOOR4, NEW YORK, NY

銀行コード: ABA 026 005 092 SWIFT PNBPUS3NNYC

「差出人」の欄

氏名: 自分の名前をローマ字で大文字で書いてください。

住所: 自分の住所をローマ字で大文字で書いてください。

電話番号: 自分の電話番号を書いてください。(例 03-1234-5678の場合、国番号をつけて頭の0をとって、81312345678と書きます)

通信文: FOR FINAL CREDIT TO TAKUYA KIMURA AC# 00001234567などと、名前とPaySparkのAccount
numberを書きます。

住所: 自分の住所を日本語で記入します。郵便局に持参する身分証明書類と全く同じ表現で記入してください。省略したりすると、訂正を求められることがあります。

氏名: 自分の名前を日本語で記入します。

送金目的: 「貯蓄」と書きます。

通貨コード: USDと書きます。

金額: 送金する金額を米ドルで記入します。

郵便局から送金する際のポイントは以下の通りです。

(1) 送金手数料が1件につき2,500円かかります。詳しくは郵便局のホームページをご覧ください。

(2) 郵便局に払う送金手数料の他に、途中で中継するコルレス銀行で手数料がかかることがあります。($12~)

(3) 上記のように手数料があるので、$100や$200などの小額を送金すると、手数料がばかになりません。あらかじめある程度の金額を入金した方がいいでしょう。

(4) 通信文のところに、ご自分の名前とアカウント番号を記入してください。

(5) 送金目的を「貯蓄」と書きますが、もっと詳しく教えてください、と聞かれることがあります。そのときに「オンラインカジノです」又は「海外のギャンブルサイトでチップを買います」と答えると、送金を断られた例もあります。

(6) 郵便局からの国際送金には、本人確認が必要です。免許証、パスポート、保険証など身分を証明できる書類を郵便局に持参してください。なお、送金請求書の住所と氏名の欄には、これらの証明書類に記載にある住所、氏名と一致するように書いてください(勝手に略さないこと)。

カジノでの入金に使用する方法

PaySparkのマークがついているカジノでは、PaySparkのログインIDとパスワードを入れるだけで、とても簡単に購入することができます。

現金引き出し方法

PaySparkにログインして、引き出したお金が自分のアカウントに入ったことを確認したら、郵便局やシティバンクのATMに現金引き出しに行きましょう(すべての郵便局でおろせるわけではありません。Cirrus
/ Maestroマークのついた機械を探してください)。

PaySpark(ペイスパーク)のカードを入れて、与えられた暗証番号を使って、普通にお金をおろすだけです。海外発行のカードなので、郵便局の場合、「その他の金融機関」ではなく、単純に「預金引き出し」を選んでください。シティバンクなどの場合、預金の種類を選ぶことがありますが、そのときは「当座預金」を選択してください。簡単です。くれぐれも暗証番号の管理には気をつけてください。

なお日本国外のATMで引き出す場合には、カードの種類を選択するところで、”Check”を選んでください。”Check”がない場合は、Cash
CardまたはDebit Cardを選んでください。

残高確認

PaySpark(ペイスパーク)の現在の残高を確認するには、まず、PaySparkのサイトでログインします。ログイン名は、もらったログイン名でもいいですし、自分の登録したメールアドレスでも大丈夫です。もしパスワードを忘れてしまった場合は、最初の画面で”forgot
password”を選んでください。

ログインしたら、左側のメニューから、My Accounts
→ ATM Account → Statement Requestと選択していくと、別画面が開いて詳細残高が表示されます。閉じるときは下のClose
Windowsボタンをクリックしてこの画面を閉じ、最後はLOG
OFFをクリックしてログオフします。

休眠状態と手数料

PaySparkのアカウントで180日の間に出入金が1度もない場合、休眠アカウント(dormant
account)と見なされて、月に$10の手数料がかかってしまいますので注意してください。