いまさら聞けないカジノ用語10「オッズの見方」

オンラインカジノの人気ジャンルのひとつに「スポーツブック」があります。
これは、スポーツの試合でどちらが勝つかに賭けるゲームです。
日本で言えば、競馬や競輪などをイメージしてもらえればいいと思います。

今回はこのスポーツブックのオッズの見方を解説します。
カジノによっては、「スポーツブック」は「スポーツベッティング」などとも呼ばれますが同じですので、参考にしてください。

オッズの表示はおもに次の3種類に分かれます。

・フラクショナル式
・デシマル式
・アメリカ式

です。
ウィリアムヒルのスポーツブックを例にそれぞれ説明していきましょう。

まずは「フラクショナル式」です。

フラクショナル式

1が「1/8」、2が「9/2」となっています。
この形式では右側の数字が賭ける額、左側の数字がもらえる額を表わしています。
簡単に言うと、1に賭けた場合、8ドル賭けると、1ドルプラスの「9ドル」が戻ります。
2も同様で、2ドル賭けると、9ドルプラスの「11ドル」が返ってきます。

1が圧倒的に有利なのがわかりますよね。
このフラクショナル式は海外では主流の表記の仕方なので、標準で見るとこれになっていることが多いです。
見馴れないとなんだかわからないと思いますが、海外の人は感覚的にこれが合うみたいです。

次は「デシマル式」です。

デシマル式

これは説明の必要がないですね。日本の競馬などで主流の表示方法です。
賭けた額の何倍が戻って来るかを表わしています。
1ドル賭けた場合、1なら1.12ドル、2なら5.50ドルが戻ってくるというわけです。

日本人には馴染みの表示と言っていいでしょう。

最後は「アメリカ式」です。

アメリカ式

じつはこれが一番やっかいな表示方法だったりします。
というのもアメリカ式の場合「プラス」表示か「マイナス」表示かで見方が変わるからです。

プラスの場合は100賭けた時にいくら戻って来るかを示します。
なので、2の場合は100ドル賭けると550ドルが戻ってくる計算になります。

一方、マイナスの場合は表示額を賭ければ100戻ってくるという数字を示します。
つまり、1の場合、800ドル賭ければ100ドルプラスになるという意味になります。

ややこしい表示方法ですが、アメリカ人にはごく普通の表示のようです。
アメリカってすごいのかなんなのか。
ちなみに、マイナスが付いている時は2倍以下のオッズです。
これを覚えているだけでも、理解はしやすくなると思います。

今回例に上げたものは、どれも同じ倍率なのですが、表示が変わると違うように見えるのが不思議ですね。
ちょっと不安になった方もいるかもしれません。でも、大丈夫。
スポーツブックでは基本的にオッズの表示方法が選べます。
なので、わからない時は「デシマル式」を選べば安心です。

ウィリアムヒルではこの表示方法が

「フラクショナル式」→「分数表示」
「デシマル式」→「小数表示」
「アメリカ式」→「アメリカ式表示」

となっていますのでご注意を。

では、オッズを参考に楽しいスポーツブック体験をしてみてください。